フィッシング詐欺とは、送信者を詐称して偽の電子メールを送りつけたり、偽の電子メールから不正なWEBサイトにアクセスさせて、個人情報等を盗む詐欺の手法の一種です。
ちなみにフィッシング詐欺で盗まれるケースの多い個人情報は
・氏名、住所、生年月日、電話番号、勤務先などの個人情報
・各種ユーザID
・各種パスワード
・各種アカウント情報
・ATMの暗証番号
・クレジットカード番号
・セキュリティコード
・利用金融機関情報
等です。
これらを、偽の電子メール、SMS、Twitter等SNSのDM等を利用して盗むパターンが多いのですが、特に電子メールにおいては、Amazon、Apple、LINE、楽天、各銀行名、携帯電話キャリア等、大手の企業や機関からの連絡を装って送られてくるケースが多発していますので、実際に届いたことがあり、危うく信じそうになったという人も意外に多いのではないでしょうか。
しかし、そういった大手企業側も、フィッシング詐欺に自分達の名前を騙られているケースを把握している為、近年はワンタイムパスワードの発行や二段階認証方式の採用等、セキュリティ対策を強化しつつありますので、いつもと認証方法が異なっていたり、アドレスや本文の文章がおかしかったり等、フィッシング詐欺メールに気付けるポイントは増えてきています。
もしも金融機関などの名前で送信されてきたメールの中で、いつもと異なる手順を要求された場合等には、そのまま鵜呑みにせず、正規の金融機関に確認する等、セキュリティ意識を持って冷静に対処しましょう。