抽選で7億円が当選＋1万円分のLINEギフト券を配布するそうです。
実際はどのようなものなのでしょうか。
副業助成金7億円
特定商取引法に基づく表記
商材名 キャリアアップ副業助成金7億円
販売事業者の名称 Multistate Lottory Association
販売責任者 Thomas Cruz
所在地 〒50322 4400 NW Urbandale Drive Urbandale IA 50322 US
電話番号 +1 452-246-7159
E-mail unitedpowerball.com
副業助成金7億円とは？
本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・抽選で7億円が当選＋1万円分のLINEギフト券を配布すると記載している
・「国も認める助成金の1つ」と謳っている
・「様々な副業も紹介」と謳っている
・LINEだから安心とのこと
・20歳以上の口座保有者なら参加できるとのこと
・海外法人
…どうでしょうか。
助成金制度に関する案件であるかのような記載があるものの、特定商取引法に基づく表記が海外法人であるのが疑問です。
なぜ、抽選で7億円が当選＋1万円分のLINEギフト券を配布できるのかが一切謎です。
副業助成金7億円
登録の流れ
副業助成金7億円
ランディングページ内からLINEへの登録誘導があります
副業助成金7億円
↓LINE登録するとメッセージが届きます
※抽選に関するメッセージが届く※
副業助成金7億円
抽選について
LINEでアカウントを友だち追加登録しフルネームを送ると抽選結果のメッセージが届き、いきなり7億円が当選したというメッセージが届きます。
副業助成金7億円
費用の発生
副業助成金7億円
受け取りに関するやりとりを進めていくと、アカウントロック解除のための手数料等の名目で費用が必要である旨を告げられます。
当選金を受け取れた場合の多額さに比べれば、という机上の比較で支払ってしまう人もいるかもしれません。
手数料の送金方法
手数料の送金方法として指定されるのはAppleギフトカードです。
コンビニ等で売っている電子マネーです。
カードに記載されているIDを使用して決済が行えます。
副業助成金7億円
口コミについて
ランディングページ内には参加者の声として稼げることがアピールされていました。
副業助成金7億円
しかし、それらは全て運営側のページ内である以上、リアルな数値かどうかの判断は難しい為、鵜呑みにすることはできません。
ちなみに一般検索においては「稼げた」というリアルな口コミを発見することはできませんでした。
一方、各種メディアでも割りと以前から被害情報を発見することができます。
しかし、ランディングページもいまだに堂々と存在しており、LINE上で誘引メッセージを拡散し続けているようです。
参照元：読売新聞オンライン
また、ロマンス詐欺的手法でSNS上の異性から誘引されるパターンもあるようです。
参照元：Yahoo!知恵袋
まとめ
お奨めできる・できないという内容ではなく、詐欺です。
抽選で7億円が当選＋1万円分のLINEギフト券を配布するという謳い文句のインパクトはあるものの、インパクトだけであり、実際は客寄せのための誇大表現です。
結論から言えば、当選金は最後まで受け取れないまま、何だかんだと理由をつけて送金させる所謂当選金詐欺です。
最初はアカウントロック解除料などという名目で少額から要求されるのですが、口コミによれば「税金分」など様々な名目で要求される金額はどんどんエスカレートし、結局数十万円を支払ったという書き込みも見られました。
手法としてはひと昔前からあったものですが、昨今は副業紹介LINE等でもよく誘引広告が流れてきます。
これらは謳い文句だけはインパクト抜群ですが、本当に支援金を受け取れるものは皆無と言ってもいいでしょう。
騙されないようにご注意ください。
（参考）本日のキーワード
懸賞詐欺とは
当選メール詐欺は、メールでプレゼントやクーポンなどに当選したことを知らせて、詐欺サイトへ誘導する手口が一般的です。当選詐欺メールのなかには、高額な宝くじに当選したとして、銀行口座の情報などを入力させようとするものもあります。当選メール詐欺の目的はあなたを詐欺サイトへ誘導し、預金口座番号や暗証番号などの重要な個人情報を盗むことや、金銭を盗取することにあります。
https://nettrouble.docomo.ne.jp/pages/article49/
ということで、覚えがないのに「当選おめでとうございます！」というようなメールがきたら注意してください。
（※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください）
相場に影響するかも？世間の出来事
＜ホットワード＞
・紅白歌合戦 2024
・推しの子 実写
（※同時期の別記事で既出の場合もございますのでご了承ください）
