当選総額3億円の中からお金が当選するオンラインくじだそうです。
ちょっと信じ難い内容ですが、実際はどのようなものなのでしょうか。
特定商取引法に基づく表記
記載なし
オンライン招福くじとは?
本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・当選総額3億円の中からお金が当選するオンラインくじと記載している
・「当選結果は応募後最短30分」と謳っている
・「即日受け取り可能」と謳っている
・当選者続出とのこと
・リンクからLINEを追加するだけとのこと
・特定商取引法に基づく表記がない
…どうでしょうか。
特定商取引法に基づく表記がない時点で信頼性には欠けますが、そもそもサービスの根本的な仕組みもビジネスモデルも全く不明です。
なぜ、当選総額3億円の中からお金が当選するのかが一切謎です。
1000万円獲得のチャンス?
当選総額3億円の中から当選するということですが、1等の当選金額は1000万円のようです。
登録の流れ
ランディングページ内から応募することでLINEアカウントへの登録誘導となります
↓LINE登録するとメッセージが届きます
※当選に関するメッセージが届く※
「受け取り窓口」について
LINEで「招福くじ」を友だち追加登録すると、いきなり2等の500万円が当選したというメッセージが届きます。
「受け取り窓口」という別LINEアカウントに登録させられ口座情報を求められます。
費用の発生
受け取りに関するやりとりを進めていくと、受け取りのための口座登録に費用が必要である旨を告げられます。
多額の当選金を受け取れた場合の多額さに比べれば、という机上の比較で支払ってしまう人もいるかもしれません。
手数料の送金方法
口座登録費用や手数料の送金方法として指定されるのはAppleギフトカードやビットキャッシュです。
コンビニ等で売っている電子マネーです。
これらはカードに記載されているIDを使用して決済が行えます。
コンビニで最初は数千円程度のAppleギフトカードやビットキャッシュを購入し、決済用のIDを所定の個所へ入力するか、ID部分が確認できるよう撮影した写真を送るよう指示されます。
口コミについて
ランディングページ内には当選者の声として稼げることがアピールされていました。
しかし、それらは全て運営側のページ内である以上、リアルな数値かどうかの判断は難しい為、鵜呑みにすることはできません。
ちなみに一般検索においては「稼げた」というリアルな口コミを発見することはできませんでした。
まとめ
お奨めできる・できないという内容ではなく、詐欺です。
これまでも特定商取引法に基づく表記がない案件で、まともな案件はほとんどありませんでしたが、残念ながら本案件についても同様です。
当選総額3億円の中からお金が当選するオンラインくじという謳い文句のインパクトはあるものの、インパクトだけであり、実際は客寄せのための誇大表現です。
結論から言えば、当選金は最後まで受け取れないまま、何だかんだと理由をつけて送金させる所謂支援金詐欺です。
最初は当選金受け取り用口座登録費用や保証金などという名目で数千円から要求されるのですが、口コミによれば要求される金額はどんどんエスカレートし、何度も50000円を支払ったという書き込みも見られました。
手法としてはひと昔前からあったものですが、昨今は副業紹介LINE等でもよく誘引広告が流れてきます。
これらは謳い文句だけはインパクト抜群ですが、本当に当選金を受け取れるものは皆無と言ってもいいでしょう。
騙されないようにご注意ください。
(参考)本日のキーワード
懸賞詐欺とは
当選メール詐欺は、メールでプレゼントやクーポンなどに当選したことを知らせて、詐欺サイトへ誘導する手口が一般的です。当選詐欺メールのなかには、高額な宝くじに当選したとして、銀行口座の情報などを入力させようとするものもあります。当選メール詐欺の目的はあなたを詐欺サイトへ誘導し、預金口座番号や暗証番号などの重要な個人情報を盗むことや、金銭を盗取することにあります。
https://nettrouble.docomo.ne.jp/pages/article49/
ということで、覚えがないのに「当選おめでとうございます!」というようなメールがきたら注意してください。
(※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)
相場に影響するかも?世間の出来事
<ホットワード>
・iOS17
・ドリフトダイビング
(※同時期の別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)