テックボックス(Tech Box) 稼げる！？稼げない！？

ゲーム感覚で1日最低3万円稼げるとのことですので、とても夢のある話ですね。

しかも「1年後1080万円完全保証」という記載もあります。

簡単に大金を稼げそうなイメージですが、実際のところはどうなのか早速見ていきましょう。

特定商取引法に基づく表記
テックボックス(Tech Box)とは？
まとめ
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特定商取引法に基づく表記

商材名　テックボックス(Tech Box)
販売事業者の名称　株式会社CCS
運営統括責任者　南栄作
所在地　福島県福島市松川町宇鼓ヶ岡36-5
電話番号　050-5213-4139
販売URL　http://techfrontier-project.net/lp/

テックボックス(Tech Box)とは？

無料体験版ではあんなに稼げたのに(デモだし、架空だけどね)
有料のアプリでは全く稼げず、驚きと怒りを感じた田中さんは運営会社に問い合わせ。
すると・・運営会社からは驚きの返答がっ！！
「いや、それでも儲かります」と簡単に言いつつ、田中さんが納得いくような返答がないまま次々と儲け話のメールがきたそうです。
https://miyakk.com/techbox

Tech Boxが具体的にどの様に開発されどの様に今後、運用していくのか具体的な説明はありませんでした。
アプリを無料体験することはできましたが、タップすればするほど利益は積みあがっていくといった、稚拙なアプリでしたので全く参考にはなりませんでした。
http://xn--it-7k4ascdi.com/%E5%8D%97%E6%A0%84%E4%BD%9C-tech-frontier-project%E3%80%80tech-box%E3%82%A2%E3%83%97%E3%83%AA%E3%82%92%E5%AE%9F%E9%9A%9B%E3%81%AB%E4%BD%BF%E3%81%A3%E3%81%A6%E3%81%BF%E3%81%9F/

テックボックスを正式に利用するためには、テックフロンティアマスターズという9万8000円もかかる高額塾のようなものに加入しなければならず、0円からスタートできるようなものではありませんでした
https://deai-report110.com/techbox/

現在、株式会社CCSは廃業しています。
南氏は恐らく適当にネット上から会社名と住所をピックアップしたのでしょう。
国税庁の法人番号公表サイトで検索しましたが、福島県のこの住所に現在、株式会社CCSは登記されていません。
よってTech Frontier Projectの運営実態が存在しないのは明らかです。
https://198work.net/2018/08/31/tech-frontier-project%E3%80%80%E5%8D%97%E6%A0%84%E4%BD%9C%E3%80%80%E3%83%8D%E3%82%BF%E3%83%90%E3%83%AC/

1日15分のゲーム感覚で1日最低3万円は稼げると謳っていて体験版はあたかも稼げているかのようでしたが有料版のアプリはボタンを押すとただ他の取引所にジャンプするだけ。
バックエンドの498,000円の方はダウンロードすらできなかったという情報が入っています。
アプリを購入した人は約2,000人いて被害額は３億円にもなるそうです。
http://xn--yckc3dwa8710cxojfp5a.com/%E5%8D%97%E6%A0%84%E4%BD%9C%E3%80%8C-tech-frontier-project%EF%BC%88tech-box%EF%BC%89%E3%80%8D/

まとめ

今回販売された「Tech Box」はアービトラージの手法で稼ぐというもののようですが、だとすると1日最低3万円稼ぐというのは現実的ではないと思います。

しかもTech Boxの販売価格は98,000円、作業不要バージョン商品にいたっては498,000円という高額であるのに対し、稼げたという情報が皆無ですので、全然信頼できません。

無料体験版では稼げた（ように見えた）という意見は多数見られました。

要するに、デモ版で好成績を出して見せて釣っているわけですね。

「1年後1080万円完全保証」は完全なるオーバートークであり、もちろん保証などされません。

アプリのクオリティ自体もいたって粗末なもののようです。

特商法に記載のある会社の運営実態も曖昧なようですし、体験談の多くから、サポート体制も非常に雑でいい加減な対応をしていることがうかがえますので、稼がせる気などそもそも最初からないのでしょう。

手を出してはならない注意案件です。

本日のキーワード

アービトラージとは

裁定取引（アービトラージ）とは、同一の価値を持つ商品の一時的な価格差（歪み）が生じた際に、割高なほうを売り、割安なほうを買い、その後、両者の価格差が縮小した時点でそれぞれの反対売買を行うことで利益を獲得しようとする取引のこと。
機関投資家などが、リスクを低くしながら利ざやを稼ぐ際に利用する手法です。
https://www.smbcnikko.co.jp/terms/japan/sa/J0288.html

ということで、近年では仮想通貨における取引所ごとの価格差により差益を得るケースも多いようです。

（※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください）