FXで0円を100万円にするアプリだそうです。
何やらものすごい感じがしますが、実際はどのようなものなのでしょうか。
その実態を見ていきましょう。
特定商取引法に基づく表記
- 商材名 Anthem(アンセム)
- 販売事業者の名称 Anthem運営事務局
- 販売責任者 不明
- 所在地 不明
- 電話番号 不明
- E-mail info@second-penguin.jp
- 販売URL http://second-penguin.jp/line/anthem_lp/index.html
Anthem(アンセム)とは?
本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・FXで0円を100万円にするアプリと記載している
・「スマホだけで出来る資産運用」と謳っている
・ビジネスモデルはFXであるかの印象を受ける
・通常198,000円が期間限定で0円とのこと
・利用するには、メールアドレスと公式LINEの登録が必要
・特定商取引法に基づく表記部分の情報が乏しい
…どうでしょうか。
「FXで0円を100万円にするアプリ」とのことですが、もしもビジネスモデルがFXなら、投資である以上は元手の資金が必要となります。
元手の資金がない全くの0円では、100万円になりようがないと思うのですが、その辺りが気になります。
まとめ
お奨めできません。
「FXで0円を100万円にするアプリ」という謳い文句を鵜呑みにするならば、何か自動売買ツールやスマホアプリを使ったFX案件かと思ってしまいます。
しかし、本案件はFXツールでもなんでもなく、蓋を開けてみれば単なるオプトインアフェリエイト案件でした。
利用するには、メールアドレスと公式LINEの登録が必要ということで登録すると、「Anthemコミュニティ」というLINEアカウントからメッセージが届きますが、3日後にダイヤモンドクラブに招待するという旨が記載されています。
その「ダイヤモンドクラブ」がどのようなものであるのかは分かりかねますが、その3日間の間に届くメッセージでは別案件を紹介されます。
しかも、稼げそうな案件でありません。
Anthem(アンセム)はそれ自体で稼げるものではなく、昨今よく見られるオプトインアフェリエイト案件のようです。
FXツールでもなんでもありませんので、「通常198,000円が期間限定で0円」等といった謳い文句は、そもそも最初から意味のないものなのでしょう。
Anthem(アンセム)で紹介される案件で実際に稼げたという体験談も見当たりませんし、むしろ稼げなかったという悪評が過去に多く見られた案件も紹介されているようですので、手を出さないほうが無難でしょう。
結局、稼げるの?稼げないの?
稼げません。
少なくとも、当初の謳い文句からイメージさせられるようには稼げません。
残念なことに昨今は、こういったオファーの大半は誇大広告・オーバートークであると言っても過言ではなく、かけた費用に対して望んだ結果が伴わないものや中身のないものが非常に多いです。
しかも、そのほとんどが無料ないし低料金を装っておきながら実際は高額塾や高額バックエンドのあるものですので、大切なお金と時間を無駄に減らさないよう注意が必要です。
巷にあふれるこういったオファーは稼げないものが大半ではありますが、ではお金を稼げる方法やノウハウは全く存在しないのかというと、そうではありません。
ごくごくわずか(本当に少ないですが…)ながら、中にはしっかりと稼げる手法・稼げるノウハウ・稼げる案件というのも世の中にはたまにあるのです。
稼げないものに振り回されるのではなく、本当に稼げるものや本当に稼げる手法で稼ぐためのお手伝いができればと思っています。
(参考)本日のキーワード
オプトインアフィリエイトとは
オプトインアフィリエイトとは
オプトインアフィリエイトとはその名の通り、「オプトイン登録を主体としたアフィリエイト手法」の事を指し、この場合の「オプトイン」とは以下を意味します。
メールマガジン(メルマガ)を送信する前に、事前に消費者に対して許可を得る事(またはその手続き)
一般的な意味での「アフィリエイト」は、有料の商品を紹介する事によってその売上の一部を成果報酬として受け取るビジネスですが、それに対してオ
プトインアフィリエイトは、「他者のメルマガを紹介する事によって、その紹介報酬を受け取る」
という、(基本的には)「無料」のメルマガの紹介に対して、その成果報酬を受け取る事で稼ぐアフィリエイト手法です。
https://k-strategy.net/opt-in-affiliate
ということで、魅力的な謳い文句で釣っておいて、実際には付随する無料特典と称する中でオプトインアフィリエイトによる収益を上げることを本当の目的とした案件も存在しますので注意が必要です。
(※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)