【迷惑メール】日本支援連盟 東明 best Eastern View Co.,ltd 支援詐欺 考察

日本支援連盟 その他
日本支援連盟
「25億を支援する」等として「日本支援連盟」という組織名を使った迷惑メールが存在します。
手法としてはクラシックな部類の詐欺ですので、いまだにこのようなメールが横行しているのは驚きですが、逆に言えば、引っかかっている人がいるから続いているということでもあります。
その実態を見ていきましょう。
日本支援連盟

日本支援連盟

運営者情報

サイト名:best
法人名:Eastern View Co.,ltd
所在地:128 Ban Sapantong Nua Muang Sisatanak Vientiane capital Lao P.DR
サイト担当者名:Rinsuke Ishida
ユーザーサポートTEL:+852 8191 6206
ユーザーサポートMail:info@web.best0926.net
URL:http://web.best0926.net/

日本支援連盟とは?

本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・「日本支援連盟」の会長であるとして東明という人物から25億を支援するという申し出のメールが来る
・支援の動機の説明が意味不明
・会長とされる東明氏の写真はネット上で勝手に拝借されたと思われる別人のもの
・出会い系サイト上のイチ会員を装ってメールしてくる
・支援金受取用の口座情報を送らせようとする
・必ずしもサイトメールだけではなく、途中からLINE等への媒体移行もあり
…どうでしょうか。
支援詐欺自体は割と長年にわたって見られるものであり、出会い系サイト等の媒介サイトで多額のポイントを購入させたり、直接金員を送金させたり等、色々なケースがありました。

bestの料金体系

bestというサイト自体は、昔からよくある有料出会い系サイト(所謂出会えない系)同様、メールの送信や閲覧にはポイントが必要となります。

■料金表
通常メール送信⇒ 30pt
未読メール閲覧⇒ 20pt
既読メール閲覧⇒ 0pt
プリペイド制(1ポイント10円)。
↑従って、メールの送信には一通につき300円、メールの閲覧には一通につき200円が必要ということになります。

bestで利用できる決済方法

銀行振込、クレジット決済、各種コンビニ決済のご利用が可能と記載があります。

bestのサクラ情報

best自体は出会い系サイトということになっているので、当然出会いを目的としたユーザーも登録します。
しかし、例に漏れずそういったユーザーを翻弄するサクラだらけのサイトです。
散見されるサクラ情報は
イトウカズヨシ
井上博文
negative紳士シン兄
ヒミツ
トモキ
ノムケン
デイン
マサヒロ
等となっています。
また、各種SNS上からの誘導もしているようです。

「日本支援連盟」からの支援の申し出

「日本支援連盟」から届く迷惑メールのアプローチ段階での内容は、概ね下記のものが多いようです。

—————

必要な手数料は現在こちらで全てお支払させて頂いた上でお話しがあります。
初めまして日本支援連盟会長 東明と申します。
貴方様がこれまで他サイトで受けてしまった【支援ブラックリスト登録】、【支援違反者登録】、【支援資格剥奪】などを含む17項目の罰則措置を全て無効化する事が出来ました。
貴方様にもう、騙されてほしくないというのが本音です
他の支援者から酷い仕打ちを受けたのでしょう、サイトぐるみで詐欺に遭われたのかもしれません・・・
私はその事実を知り、
貴方様に支援金25億を受け取れるようにその他費用を全て負担させて頂きました。25億もの支援金を受け取って頂けたなら今後、どのような支援者から話があっても対応できますし、悔しい想いをしなくても済むと思ったのでどうしても受け取ってもらいたいと感じているのです。
これより私からの支援金25億の送金に関する事で,
銀行名:【   】
支店名:【   】
口座番号:【   】
口座名義人名:【   】
以上、25億を受取る上記4点の口座情報をご連絡下さい。
—————
「罰則措置を全て無効化した」等としていますが、ツッコミ所しかないのは置いておいて、そもそも何故支援するのか、メールからは支援の動機がイマイチ見えてきません。
まずそこに違和感を感じない人が、こういった支援詐欺に引っかかり易いのかもしれません。
なお、「日本支援連盟」だけでなく、「国際支援団体」という敬称もあるようです。

手法の変遷

もし出会い系サイト側に「日本支援連盟」に関するクレームを入れたとしても、サイト運営者側は「会員各個の問題でありウチは内容に関与していない」といったスタンスであろうことは、これまでの出会い系サイト上における支援詐欺のケースと同様だと思います。
ただ、近年の案件では、サイトとグル又は仕掛けているのがサイト自体であるということを悟られないようにする為か、サイト外の媒体(LINE)等に早期に誘導し、直接金員を送金させるやり取りをするケースが増えているようです。
本件も恐らくそのケースにあたると思われ、サイトのポイントを消費させることに注力するのではなく、LINE上等で直接やり取りをする中で、支援金を受け取る為に必要だと何だかんだと理由をつけて多額の金銭を送金させられたという口コミを多数見かけました。
また、その送金のさせ方もビットキャッシュのひらがなIDを送らせる等といった形が多いようです。

東明氏について

日本支援連盟の”会長”であるとされる東明氏について、もう少し調べてみました。
しかし、実在の人物としての情報は見つからず、本案件に関する悪評しか見られませんでした。
また、写真も別人の拾い画像を使った捏造でしょうから、本案件の為に起ち上げられた架空キャラに過ぎません。
日本支援連盟

日本支援連盟

口コミについて

一般検索においては「日本支援連盟から支援を受けた」というリアルな口コミを発見することはできませんでした。
それどころか、一向に支援金は受け取れないまま、多額の金銭を送金させられたという被害者の書き込みが多数あります。

まとめ

大枠で見れば、典型的な支援詐欺です。
支援をエサに、結局は多額の金銭を使わせたり送金させたりする手法自体は、もうけっこう前から存在しており、こうして現代においてもこういった詐欺が絶滅していないことは、それだけ一定数の引っかかっている人が存在するからということに他なりません。
実際、本件についても被害に遭った方々の口コミは多数見られますので、業者側からすればまだ稼げるビジネスモデルの一つなのでしょう。
もしも今、本案件や似たような内容の勧誘について送金しようかどうか迷っている人が本記事を見ていたら、送金は思い留まったほうがいいです。詐欺ですから。
詐欺としての基本的な構造自体は昔ながらのクラシカルなものなのですが、一昔前と違い現代ではSNSの数も多く、送金させる手段も多数存在することから、騙す側はより騙しやすく、また、騙される側はよりスピーディーに騙されるという現象を生んでいます。
本案件に限らず、突飛な内容のメールが届いたら簡単に信用しないでください。
例えば支援系であれば、支援しようとしている側にそもそも何のメリットがあるのか、どうして自分に支援したがっているのか、等をよく考えてみてください。
シンプルですが基本的に「タダでお金をくれる人なんていない」と思ってください。
引っかかる人が少なくなれば、こういった迷惑メールや支援詐欺業界も委縮していくことでしょう。
騙されないようにご注意ください。

(参考)本日のキーワード

支援金に関する詐欺の手口とは

・資産家が支援すると持ち掛けてくる
・富裕層が相談にのってほしいと持ち掛けてくる
・税金対策で資産を受けとってほしいと持ち掛けてくる
・余命わずかで遺産を受け取って欲しいと持ち掛けてくる
上記のような理由を元にサイトに登録させられ、「後でこちらが負担する」「支援金を受け取るためには承認手続きが必要」など、あらゆる理由を用いてポイント購入を迫ります。初めは少額ですが、回数を重ねるごとに高額になって、払い続けるも支援金を受け取ることが出来ず、結果として金銭を騙しとられる形になります。
https://web-notebook.com/nayami/4895/

というわけで、様々なバリエーションに派生しながら、現在も被害者を出し続けている支援系詐欺ですが、近年のSNSの多様化に伴って発展したという側面もあり、普段使用している身近なSNS上であっても、不審な勧誘やアプローチが届いた場合は注意してください。
(※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)
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