応募者全員が当選する、生活補助を目的としたキャンペーンだそうです。
実際はどのようなものなのでしょうか。
特定商取引法に基づく表記
記載なし
ラッキー7企画10億円とは?
本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・応募者全員が当選する、生活補助を目的としたキャンペーンと記載している
・「総額210億円の大盤振る舞い」と謳っている
・「高額受給者続出」と謳っている
・大物資産家10名が共同で立ち上げたとのこと
・誰でも無料で参加できるとのこと
・特定商取引法に基づく表記がない
…どうでしょうか。
特定商取引法に基づく表記がない時点で信頼性には欠けますが、そもそもサービスの根本的な仕組みもビジネスモデルも全く不明です。
なぜ、応募者全員が当選する高額当選キャンペーンが可能なのかが一切謎です。
登録の流れ
ランディングページ内からLINEへの登録誘導があります
↓LINE登録するとメッセージが届きます
※抽選に関するメッセージが届く※
抽選について
LINEでアカウントを友だち追加登録しフルネームを送ると抽選結果のメッセージが届き、いきなり10億円が当選したというメッセージが届きます。
費用の発生
受け取りに関するやりとりを進めていくと本人確認書類の送付案内後、受け取りのための手数料が必要である旨を告げられます。
当選金を受け取れた場合の多額さに比べれば、という机上の比較で支払ってしまう人もいるかもしれません。
手数料の送金方法
手数料の送金方法として指定されるのはAppleギフトカードです。
コンビニ等で売っている電子マネーです。
カードに記載されているIDを使用して決済が行えます。
口コミについて
ランディングページ内には参加者の声として稼げることがアピールされていました。
しかし、それらは全て運営側のページ内である以上、リアルな数値かどうかの判断は難しい為、鵜呑みにすることはできません。
ちなみに一般検索においては「稼げた」というリアルな口コミを発見することはできませんでした。
まとめ
お奨めできる・できないという内容ではなく、詐欺です。
これまでも特定商取引法に基づく表記がなかったり不充分だったりする案件で、まともな案件はほとんどありませんでしたが、残念ながら本案件についても同様です。
総額210億円の大盤振る舞いという謳い文句のインパクトはあるものの、インパクトだけであり、実際は客寄せのための誇大表現です。
結論から言えば、当選金は最後まで受け取れないまま、何だかんだと理由をつけて送金させる所謂当選金詐欺です。
最初は事務手数料という名目で少額から要求されるのですが、口コミによれば要求される金額はどんどんエスカレートし、結局数十万円を支払ったという書き込みも見られました。
手法としてはひと昔前からあったものですが、昨今は副業紹介LINE等でもよく誘引広告が流れてきます。
これらは謳い文句だけはインパクト抜群ですが、本当に支援金を受け取れるものは皆無と言ってもいいでしょう。
騙されないようにご注意ください。
(参考)本日のキーワード
懸賞詐欺とは
当選メール詐欺は、メールでプレゼントやクーポンなどに当選したことを知らせて、詐欺サイトへ誘導する手口が一般的です。当選詐欺メールのなかには、高額な宝くじに当選したとして、銀行口座の情報などを入力させようとするものもあります。当選メール詐欺の目的はあなたを詐欺サイトへ誘導し、預金口座番号や暗証番号などの重要な個人情報を盗むことや、金銭を盗取することにあります。
https://nettrouble.docomo.ne.jp/pages/article49/
ということで、覚えがないのに「当選おめでとうございます!」というようなメールがきたら注意してください。
(※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)
相場に影響するかも?世間の出来事
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・24時間テレビ 募金
(※同時期の別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)