スポンサードリンク




キュービテック(現キュービットライフ) QubitTechCorporation Greg Limon 検証レビュー

キュービテック(QubitTech) レビュー
キュービテック(QubitTech)
AIに運用させることにより月利25%という超高配当を実現できる投資案件だそうです。
実際はどのようなものなのでしょうか。
その実態を見ていきましょう。
キュービテック(QubitTech)

キュービテック(QubitTech)

特定商取引法に基づく表記

  • サービス名 キュービテック(QubitTech)※現キュービットライフ
  • 運営会社 QubitTechCorporation
  • CEO Greg Limon(グレッグ・リモン)
  • 所在地 Harju maakond, Tallinn Kesklinna linnaosa, Roosikrantsi tn 2-1275, 10119
  • 連絡先 SUPPORT@QUBITTECH.AI
  • 公式URL https://qubittech.jp/

キュービテック(QubitTech)とは?

本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・プラン購入額の約25%が毎月配当されると記載している
・「大量のデータを分析して取引を行うクオンツ運用が行われる」と謳っている
・「人に紹介することで報酬を受け取ることが出来るサービス」と謳っている
・CEOのGreg Limon(グレッグ・リモン)氏は過去に3つのICO案件に携わってプロジェクトを成功に導いたとされている
・8種類の投資プラン(有料プラン)が用意されている
・特定商取引法に基づく表記に相当する情報が乏しい
…どうでしょうか。
非常に高配当な案件であることが分かります。
ただ、高配当を実現するというクオンツ運用?という運用方法に関する説明が抽象的でよく分かりません。
また、所謂MLMの勧誘手法を用いているようです。
キュービテック(QubitTech)

キュービテック(QubitTech)

Greg Limon(グレッグ・リモン)氏について

本案件でCEOとして紹介されているGreg Limon(グレッグ・リモン)氏について、もう少し調べてみました。
彼はICOアドバイザーとして、複数のICO案件を成功に導いてきたとされています。
キュービテック(QubitTech)

キュービテック(QubitTech)

しかし、少し調査しただけでも、彼が関わったとされる複数のICO案件の取引高はいずれもかなり低く、お世辞にも「成功した」とは思えないものでした。
もちろん、ほんの複数件の調査をしただけですので、もしかしたら大成功を収めたICO案件が他にもあるのかもしれませんが。
いずれにしても、必ずしも紹介されている通りの成功者・実力者とは限らないと思っていてもよいかもしれません。

QubitTechCorporationについて

記載されている所在地から、エストニアの会社のようです。
ただ、その所在地で調べると、同住所で複数の企業名が存在する為、所謂バーチャルオフィスの可能性があります。
アフィリエイト広告を募るASPの資料では、タイやイギリスにも法人登記しているようです。
ただ、それらもエストニア同様にいずれもバーチャルオフィスの疑いが強いという情報があります。
また、キュービテックは顧客から資金を集めて運用を行うファンドであるかと思うのですが、2021年になって早々(1月)に、キュービテックはスペイン証券取引委員会から「無許可で投資勧誘を行う無登録業者」であるとして警告を受けたという情報もありましたので、エストニアの金融庁のサイトでも調べましたが、エストニア本国でも投資業者としての登録は今のところ見つかっておりません。

投資プランについて

キュービテックでは8種類の投資プランがあり、プランに応じて支払った料金に対し、キュービテックの運用益が配当される仕組みのようです。
キュービテック(QubitTech)

キュービテック(QubitTech)

その配当金が、プラン購入額の約25%で毎月配当ということですから、かなりの高利率ですよね。
ただ、キュービテックがどのような運用内容でその高配当を実現させているのかの具体的な中身がイマイチ不透明な点が気になります。

まとめ

お奨めできません。
配当のパーセンテージだけを見れば確かに魅力的ですし、出資価格帯のプランが複数あるというのも手を出しやすい特徴かとは思います。
しかし、その他の部分での不安要素がはっきり言って大き過ぎます。
公開されている住所がほぼバーチャルオフィスらしいということは百歩譲って良しとしたとしても、各国で無許可で投資勧誘を行う無登録業者だというのは頂けません。
また、紹介した人がキュービテックに投資してくれるほど上級会員にランクアップし、報酬額が増していくという、所謂MLM手法での勧誘は、今度もしも運営が滞るようなことが万が一あったとすれば、非常に大規模なトラブルに発展する可能性もあるでしょう。
運用面で不透明な部分があることや、CEOの実績に虚偽がある可能性が高いこと等を考えれば、今後何等かのトラブルが起こることは、あながち無いとも言えません。
実際、海外ではQubitTechCorporationを「詐欺グループの一味」と指摘しているサイトもあったり、評判はあまり良いとは言えません。
口コミを見ると、問題なく配当を受け取れている人の書き込みも多数見かけますが、例えばポンジスキーム案件において、初期~過渡期においては、いかにも正常に運営されているかのように見せるために、「その時」が来るまでは配当は履行されるものです。
もちろん、本案件がそうであるとは現段階では断言できませんし、そうならないことを願っております。
もしも本案件を検討している人は、高配当の面だけを見るのではなく、どのようなリスクがあり、どのような不明点・矛盾点があるのか等をしっかりと認識した上で検討してください。
もう一度言いますが、弊サイトとしては本案件は推奨しません。

結局、稼げるの?稼げないの?

現段階では分かりません。
ただ、海外での評判が散々なものであったり不安要素が大きく、トラブルに発展する可能性がある為、最終的には稼げない・又は損をするという結果も大いに想定できます。
残念なことに昨今は、こういったオファーの大半は誇大広告・オーバートークであると言っても過言ではなく、かけた費用に対して望んだ結果が伴わないものや中身のないものが非常に多いです。
しかも、そのほとんどが無料ないし低料金を装っておきながら実際は高額塾や高額バックエンドのあるものですので、大切なお金と時間を無駄に減らさないよう注意が必要です。
巷にあふれるこういったオファーは稼げないものが大半ではありますが、ではお金を稼げる方法やノウハウは全く存在しないのかというと、そうではありません。
ごくごくわずか(本当に少ないですが…)ながら、中にはしっかりと稼げる手法・稼げるノウハウ・稼げる案件というのも世の中にはたまにあるのです。
稼げないものに振り回されるのではなく、本当に稼げるものや本当に稼げる手法で稼ぐためのお手伝いができればと思っています。

(参考)本日のキーワード

MLM(マルチレベルマーケティング)とは

商品の購入者を「販売員(ディストリビューター)」として起用し、その販売員は、さらに別の人を販売員として起用することができる。
このように、購入者を構成員として「多階層の販売員組織」を形成しながら、商品の販売活動をおこなっていくことを「MLM(マルチレベルマーケティング)」といいます。
販売員は、商品の売上額が多ければ多いほど報酬をたくさん貰うことができ、さらに下の階層の人(紹介した人)の売上額からも報酬をもらうことができます。
なので、販売員(ディストリビューター)となった人は、必死で勧誘活動をするわけですね。
https://viral-community.com/starting-side-business/mlm-4024/

というわけで組織の構造上、ピラミットの上側にいる人は、下方の人が増えれば増えるほど収入が上がる仕組みである為、強引な勧誘もしばしば発生するようです。
(※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)
タイトルとURLをコピーしました