参加賞で必ず5000円分のQUOカードがもらえて、1等は12億円がもらえるそうです。
実際はどのようなものなのでしょうか。

政府救済宝くじイベント
特定商取引法に基づく表記
記載なし
政府救済宝くじイベントとは?
本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・参加賞で必ず5000円分のQUOカードがもらえて1等は12億円がもらえると記載している
・「先着順で応募受付中」と謳っている
・公式LINEにて抽選結果をお知らせとのこと
・個人情報は厳重に管理するとのこと
・特定商取引法に基づく表記がない
…どうでしょうか。
特定商取引法に基づく表記がない時点で信頼性には欠けますが、そもそもサービスの根本的な仕組みもビジネスモデルも全く不明です。
なぜ、参加賞で必ず5000円分のQUOカードがもらえて1等は12億円がもらえるのかが一切謎です。
登録の流れ
ランディングページ内から複数のLINEアカウントへの登録誘導があります

政府救済宝くじイベント
↓LINE登録するとメッセージが届きます
※抽選結果に関するメッセージが届く※
抽選について
LINEでアカウントを友だち追加登録をすると抽選結果のメッセージが届き、いきなり5等の4億円が当選したというメッセージが届きます。

政府救済宝くじイベント
費用の発生
受け取りに関するやりとりを進めていくと、本人認証手数料として2000円分の電子マネーが必要である旨を告げられます。
当選金を受け取れた場合の多額さに比べれば、という机上の比較で支払ってしまう人もいるかもしれません。

政府救済宝くじイベント
手数料の送金方法
手数料の送金方法として指定されるのはコンビニ等で売っている電子マネー(ビットキャッシュ)です。
カードに記載されているIDを使用して決済が行えます。
口コミについて
一般検索においては「稼げた」というリアルな口コミを発見することはできませんでした。
まとめ
お奨めできる・できないという内容ではなく、詐欺です。
これまでも特定商取引法に基づく表記がなかったり不充分だったりする案件で、まともな案件はほとんどありませんでしたが、残念ながら本案件についても同様です。
参加賞で必ず5000円分のQUOカードがもらえて1等は12億円がもらえるという謳い文句のインパクトはあるものの、インパクトだけであり、実際は客寄せのための誇大表現です。
結論から言えば、当選金は最後まで受け取れないまま、何だかんだと理由をつけて送金させる所謂当選金詐欺です。
最初は本人認証手数料という名目で少額から要求されるのですが、口コミによれば要求される金額はどんどんエスカレートしていくようです。
手法としてはひと昔前からあったものですが、昨今は副業紹介LINE等でもよく誘引広告が流れてきます。
これらは謳い文句だけはインパクト抜群ですが、本当に支援金を受け取れるものは皆無と言ってもいいでしょう。
“政府”など公的なイメージのワードが入っていても絶対に騙されないようにご注意ください。
(参考)本日のキーワード
懸賞詐欺とは
当選メール詐欺は、メールでプレゼントやクーポンなどに当選したことを知らせて、詐欺サイトへ誘導する手口が一般的です。当選詐欺メールのなかには、高額な宝くじに当選したとして、銀行口座の情報などを入力させようとするものもあります。当選メール詐欺の目的はあなたを詐欺サイトへ誘導し、預金口座番号や暗証番号などの重要な個人情報を盗むことや、金銭を盗取することにあります。
https://nettrouble.docomo.ne.jp/pages/article49/
ということで、覚えがないのに「当選おめでとうございます!」というようなメールがきたら注意してください。
(※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)
相場に影響するかも?世間の出来事
<ホットワード>
・立花孝志
・財務省解体デモ
(※同時期の別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)