ライズトークン レブキャピタルファンド CORWEN SOLUTIONS LTD 湯田陽太 検証レビュー

ライズトークン レビュー
ライズトークン
月利6%~10%という高配当が見込める投資案件として2019年以降に広まった仮想通貨案件。
自転車操業(ポンジスキーム)的な詐欺ではないかという声が上がり、現在も返金や解約を求めるユーザーが後を絶たないようです。
その実態を見ていきましょう。
ライズトークン

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運営者情報等

  • サービス名(通貨名) ライズトークン
  • 運営会社  レブキャピタルファンド
  • 住所  不明
  • 通貨コード XRT
  • 発行元 CORWEN SOLUTIONS LTD
  • 総発行枚数 500,000,000 XRT
  • BCプラットフォーム Ethereum(未実証)
  • 公式サイト https://rise-token.com

ライズトークンとは?

本案件について、今回のリサーチで分かった良くも悪くも特徴と言える部分は主に下記のようになります。
・月利6%~10%という高配当が見込めるとしていた
・「不動産投資の一部をライズトークン(XRT)ホルダーに分配」と謳っている
・「集めた資金の70%を不動産投資に回す」と謳っている
・世界中の不動産に対する投資、購入、売却などが可能になるプラットフォームとのこと
・ライズトークンのセミナーを行っていた人物(湯田陽太)の悪評が多い
・運営者情報に不明な点が多数ある
…どうでしょうか。
月利6%~10%という高配当を、アービトラージによって生み出すようですが、勧誘手法がMLM中心のようなので、おそらくそちらの紹介報酬もある程度高額なものに設定しているはずなので、アービトラージだけで高配当・高報酬をまかなえるのかがまず気になりました。

レブキャピタルファンドとは

ライズトークン

ライズトークン

 

レブキャピタルファンドは世界各国に展開されるレブグループの会社とのことです。
金鉱山採掘事業やハワイ不動産事業を含む4つの事業を展開し、ライズトークン(XRT)と呼ばれる仮想通貨の発行をしている、というものでした。
ライズトークン

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しかし、本案件の破綻っぷりを見ると、事業内容もどこまで本当なのか、実際のところは不明であると言わざるをえません。
ちなみに本案件は財務省近畿財務局の「きんざい金融ホットライン」の相談受付状況(平成30年度)の詐欺的な投資勧誘事例として取り上げられています。
また、公式サイトに掲載されていた人物写真は、画像素材サイトのものであったことも判明しています。
ライズトークン

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ライズトークン

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ライズトークンという仮想通貨について

ライズトークン

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サービス名としての呼称ではなく、仮想通貨そのもののライズトークン(XRT)についてみてみましょう。
ライズトークン(XRT)は不動産投資のファンドの利益が分配される配当型トークンで、レブキャピタルファンドが発行していたということですが、公称では「イーサリアム(ETH)」ベースのトークンであるとされています。
イーサリアムベースの仮想通貨であれば、イーサスキャンというwebサイトにて取引履歴や発行枚数が閲覧可能です。
しかしイーサスキャンでは、レブキャピタルファンドが発行している「XRT」というトークン自体の存在が確認できません。
つまり、元々存在しないトークンを販売していたということですので、それだけでも大きな問題であると言えます。
ちなみに、レブキャピタルファンドは「サンダーウォレット」というウォレットで管理する「サンダートークン(THT)」というトークンも発行していますが、イーサスキャンではこちらについても存在確認ができませんでした。

湯田陽太氏について

本案件に関するセミナー等の中心事物とされている湯田陽太氏について、少し調べてみました。
ライズトークン

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「ライズトークン(XRT)」のセミナーは2018年初頭あたりから既に開催していいたようです。
ライズトークン

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以前は「ジョーカー(JOKER)」という投資集団を名乗って活動していたようですが、多くの投資詐欺に関与していた集団であることから、「ジョーカー(JOKER)」について現在では投資集団というよりは詐欺グループという書かれ方を多く見かけます。
つまり湯田陽太氏は、多かれ少なかれ、そういったことを中心にやっている人物だということなのでしょう。
(※湯田陽太氏は2020年10月、静岡地裁へと提訴されています)

配当ボーナスについて

配当ボーナスはライズトークン(XRT)を保有している量に応じて毎月もらえる仕組みとなっていたようです。
1,000枚~2,999枚 月利0.8%~1.2%
3,000枚~9,999枚 月利1.2%~2.0%
10,000枚以上    月利2.5%~4.5%

勧誘手法ついて

本案件の勧誘手法はMLMです。
紹介報酬率は
1,000枚~49,999枚   ボーナスは購入枚数の6%
50,000枚~99,999枚 ボーナスは購入枚数の8%
100,000枚~     ボーナスは購入枚数の10%
となっており、報酬はBTCでもらえたようなので、必死に勧誘し続けた人もいたと思います。

まとめ

既に破綻している案件である為、お奨めできない案件であることはもちろんなのですが、本案件の概要についてあらためて把握することで、今後、もしも似たケースや似た案件に遭遇した場合には、リスクを回避する判断の一助となれば幸いです。
これまでに散見された大型詐欺案件の特徴同様に、本案件も高配当であることを売りにしていました。
セミナー等、本案件におけるMLM勧誘の中心人物となっていた湯田陽太氏にしても、彼が所属していた「ジョーカー(JOKER)」という組織にしても、少し調べるだけでも非常にキナ臭い情報が多々見つかります。
本案件の参加者も、参加の検討段階で少し立ち止まり、そんなひと手間、ひと疑いをすることで、被害を回避できた人もいたかもしれません。
これまでも何度も言っていることですが、本当に美味しい話など、基本的には無いと思ったほうがいいです。
高配当であるのには高配当であるだけのきちんとした理由がなければおかしいのです。
最もらしいことが書かれていたとしても、冷静に、一般的な観点でしっかり見た時、少しでも矛盾を感じた場合は立ち止まって考える勇気を持ちましょう。
ましてや、MLMの形態の場合、自分自身だけの問題ではなくなってくるわけですので、よりニュートラルな視点で吟味する必要があります。

(参考)本日のキーワード

MLM(マルチレベルマーケティング)とは

商品の購入者を「販売員(ディストリビューター)」として起用し、その販売員は、さらに別の人を販売員として起用することができる。
このように、購入者を構成員として「多階層の販売員組織」を形成しながら、商品の販売活動をおこなっていくことを「MLM(マルチレベルマーケティング)」といいます。
販売員は、商品の売上額が多ければ多いほど報酬をたくさん貰うことができ、さらに下の階層の人(紹介した人)の売上額からも報酬をもらうことができます。
なので、販売員(ディストリビューター)となった人は、必死で勧誘活動をするわけですね。
https://viral-community.com/starting-side-business/mlm-4024/

というわけで組織の構造上、ピラミットの上側にいる人は、下方の人が増えれば増えるほど収入が上がる仕組みである為、強引な勧誘もしばしば発生するようです。
(※内容によっては別記事で既出の場合もございますのでご了承ください)
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